スポンサード リンクPhoto:Daijayama 2011 By Yuichi Hirasawa「おおむた『大蛇山』まつり」は、福岡県大牟田市で7月の第4土曜・日曜に行われる大蛇と花火と煙が競演する祭りです。
港まつり
海に感謝し、海を愛でる祭り
三池港周辺で開催される港まつりは、記念式典や海事功労者の表彰を皮切りに、子供みこしや海洋教室などの多彩な催しが行われ、大牟田の海に関する代表的な祭りとなっています。
おおむた「大蛇山」まつり行事日程
おおむた「大蛇山」まつりの詳細情報については、おおむた『大蛇山』まつり公式ホームページ |福岡県大牟田市をご覧ください。
港まつり
2013年7月20日(土曜日)及び7月21日(日曜日)
大蛇山競演・一万人の総踊り
2013年7月27日(土曜日)及び7月28日(日曜日)
花火大会について
おおむた「大蛇山」まつり振興会において開催へ向けて調整中です。決定事項がありましたらこのホームページでお知らせします。
引用元:大牟田市/2013年おおむた「大蛇山」まつり情報
始まりは三池地方の祇園社の祭礼に伴う行事で、はっきりとした文献はありませんが、寛永17(1640)年に三池祇園社が建てられ、寛政3(1791)年の文献には地域の祇園さんのお祭りのことが書かれていますので、江戸時代の前期から中期にかけて始まったと考えられています。
由来は、柳川藩の大蛇が男、三池藩の大蛇が女といわれており、祭りの競演で交尾したら翌年子供の大蛇神輿が女大蛇山と一緒にやってきましました。ただ、このまま繁殖が続けば三池は大蛇に埋め尽くされると思うのだが、子大蛇は翌年までには多分旅に出るのだろう、子供が親離れした男大蛇と女大蛇は再び三池の中央で愛を語るのである。
三池地方に伝わる「ツガネと大蛇の物語」は、水神信仰が古くからあったと思われます。
蛇や龍を水の神の象徴とする水神信仰、祭神を悪病よけや農業の神とする「祇園」、農業に関係するこれらの信仰が絡み合い、祇園のお祭りに大蛇が取り入れられ「大蛇山」ができたと考えられます。
大蛇山は、長さ約10メートル、高さ5メートル、重さが最大3トンにもなり、木製の山車に和紙、竹、わら等を組み合わせた、頭・胴体・しっぽをつくり、大蛇のように飾りつけがなされます。
三池祇園宮(本町)、三池藩大蛇山三池新町彌劒神社、大牟田神社第二区祇園、第三区祇園八劍神社、本宮彌劒神社、諏訪神社など、各地区から繰り出される『大蛇山』。笛や太鼓の音、代々に伝わるお囃子が天高く響きわたる中、かっと目を見開き、裂けるように開いた口から七色の火を吹きながら、圧倒的な力強さを漲らせ我が物顔練り歩く大蛇たち。
何台もの山車は、それぞれ200人~300人もの引き手の汗と情熱によって生命を吹き込まれ、大牟田の夏と人々を祭りの渦の中に飲み込んでいきます。竹材の枠に何重にも和紙を張り合わせて作るという、昔ながらの製法が今も守り続けられ、同じ山車はふたつとありません。1年間の無病息災を祈って大蛇の大きな歯に、子どもを噛んでもらうと、その子の1年の無病息災が約束されると伝えられています。
気持ちよいほどに潔いこと、1年の無事を祈念しながら両目だけが神前に奉納され、大蛇山はその姿をきっぱりと消してしまいます。大牟田の人々は、過ぎ行く祭りを惜しみつつ、大蛇山の一部を取り合い、お守りとして家へ持ち帰っていくのです。
旧暦6月13日・14日の五穀豊穰、疫病、火災、洪水、早魃、魔除けとしてお祭をしたのが大牟田大蛇山の始まりです。これまで大阪御堂筋・博多どんたく等に出場し、大蛇山の広報宣伝の先駆を果たしており、その勇壮な姿は一際映えます。より迫力のある山を作るため伝え守られてきた製法に新しい技術を加え、研鑽を重ねてきた大蛇の姿はとても凛々しく、見た者の目に焼き付いて離れないに違いありません。
http://ma2ri.iku4.com/Entry/49/「おおむた『大蛇山』まつり」笛や太鼓のお囃子が天高く響くなか、山車「大蛇」が約200人もの引き手によって曳かれる!七色の火を吹きながら町を練り歩く様は迫力満点