スポンサード リンク「うわじま牛鬼まつり」は、激しいビートで繰り広げられる「うわじまガイヤカーニバル」で幕を開け、ブーヤレの音を従えて牛鬼が登場。長い首をうち振りながら、家々に首を突っ込み、魔除けをします。
第47回うわじま牛鬼まつり」のお知らせ
2013年 第47回うわじま牛鬼まつり
7月22(月)・23(火)・24(水)の3日間です!
引用元:うわじま牛鬼まつり | 公式ホームページ
南予一円に広がる祭礼の主役「牛鬼」(うしおに)牛鬼は5〜6メートルの牛をかたどった竹組みの胴体に丸木で作られた長い首と恐ろしげな鬼面の頭、剣をかたどった尻尾がついており、全身はシュロの毛または赤色の布で覆われています。
長い首を打ち振り 勇ましく練り歩く牛鬼は毎年7月末に開催される「和霊大祭(われいたいさい)・うわじま牛鬼まつり」などの花形で、数十人の若者に担ぎあげられ、子どもたちが吹き鳴らすブーブーという「ブーヤレ」(竹ぼら)の音を従えて、長い首を打ち振りながら練り歩き、家ごとに首を突っ込んでは悪魔払いをします。
独特の形をもつ牛鬼は、江戸時代から主に愛媛の南部(南予地方)に広く分布し、祭礼の際、神輿の露払いとして街を練り歩きます。
牛鬼(うしおに)とは、鬼のような顔に長い首、牛のような胴体をもった魔除けの練物で、古くから親しまれています。その牛鬼が各地から集まり市内を練り歩く親牛鬼パレードをはじめ、子ども牛鬼パレード・ガイヤカーニバル・宇和島おどり大会・走り込み・打ち上げ花火大会などが開催されます。
うわじま牛鬼まつりは昭和25年に地元の和霊神社の春の祭礼に合わせて始まった祭りで、当初は「宇和島商工祭り」と言っていました。それが昭和42年から和霊神社で7月23日、24日に行われる夏の祭礼に合わせて、市民の祭りとして大々的に行うことになって始まったのが牛鬼のパレードです。宇和島市内はもとより周辺の各地区の牛鬼が勢ぞろいして市内のメインストリートを練り歩く光景は祭りのハイライトとなり、平成8年から「うわじま牛鬼まつり」と名前を改め、現在に至っています。
牛鬼は2本の角を持った鬼の顔に長い首、牛の胴体に剣のような尻尾をつけた、見るからに恐ろしげな姿をしています。そこで、毒を持って毒を制するというわけでもないでしょうが、昔から邪悪なものを追い払う力があると信じられ、祭りで神輿が渡御(とぎょ)する際に先導役として、行く先々をはらい清める役割をします。
その中で広く知られているのは、豊臣秀吉が朝鮮に出兵したとき、武将の加藤清正が城攻めに使った亀甲車(きっこうしゃ)という戦車の一種を起源とする説です。伝承によると、亀甲車は敵方の矢や投石から身を守るために作られたもので、兵が中に入る箱型の車の外側を牛の革で覆い、敵を脅かすために棒に刺した牛の首を飾っていたといいます。伝統の様式は棕櫚の皮ですが、最近は布タイプのほうが主流で、昔ながらの棕櫚タイプは2~3体しかありません。布タイプにも変遷があって、最初は赤だけだったのが、紫や青、緑、エンジなど次第にカラフルになっていき、最近では金色や純白の牛鬼も登場しています。
約20体の牛鬼が宇和島市街のメインストリートを練り歩く光景は祭りのハイライトとなり、平成8年から「うわじま牛鬼まつり」と名前を改め、現在に至っています。
http://ma2ri.iku4.com/Entry/45/「うわじま牛鬼まつり」約20体の牛鬼が巨体を揺らし、宇和島市街を練り歩く