日本には心沸き立つ、すばらしい祭りがたくさんあります。お囃子、太鼓、山車が走る、花火大会。日本の心。日本の祭 2013。
恋路火祭り
引用元:恋路火祭り|行事案内|能登町役場
恋路の海に伝わる悲恋の二人を慰めるかのように、赤々と燃えるかがり火が夏の夜空を焦がす。
沖に浮かぶ赤い鳥居の弁天島、美しい白砂の浜辺。恋の物語の舞台にふさわしく、この世ではかなわなかった二人を慰めるため幻想的な松明が灯り、勇壮なキリコが舞う。
祭りのいわれ(「能登名跡志」より)
毎夜会っていた多田の里の女と木郎の里の男。男は磯伝いにたどり、女は月の出ない夜には岩の端でかがり火をたいて待っていた。ところが他に横恋慕する男がいて、女を縛り、かがり火は所を変えて焚いたので、会いに来た男はあやまって磯の深みに沈んで死んだ。女も後を追って投身した。恋人同士の霊を慰めるため、村人がこぞって浜辺にかがり火を焚いたのが始まりとされている。
祭りのようす
伝説ゆかりの観音坂を下りてきた大小2本のキリコが威勢よく海の中を練りまわり、この土地独特の油物と呼ばれる仕掛け火も披露され、観衆を喜ばせる。弁天島に設けられた大松明が海を赤く染めて燃えはじめると、若者たちは竹ざおにつけた松明を揺らして、美しい火の輪を描き、恋路という名にふさわしいロマンあふれる世界を演出する。
開 催 日:平成25年7月14日
開催場所:恋路地区(恋路海岸)
お問い合わせ先
ふるさと振興課
〒927-0492 石川県鳳珠郡能登町字宇出津新1字197番地1
電話番号:0768-62-8532
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