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祭りいくよ!

日本には心沸き立つ、すばらしい祭りがたくさんあります。お囃子、太鼓、山車が走る、花火大会。日本の心。日本の祭 2013。

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「那智の火祭り」は、ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の熊野那智大社で行なわれる日本三大火祭りのひとつ

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日本三大火祭りの一つとされる「那智の火祭り」は、熊野那智大社の例大祭「扇祭り」の一幕で、7月14日に行われます。那智山の信仰は、神武天皇東征の折りに、那智の滝を大己貴命(大国主命)の御霊代として祀ったことに始まります。仁徳天皇の頃、那智山中腹にその社殿を移し祀ったのが今の熊野那智大社の起源で、全国三千有余社の熊野神社の御本社となります。この例大祭は、熊野那智大社から御滝前の飛滝神社への年に一度の里帰りの様子を表したものです。

那智の火祭(和歌山県 那智勝浦町)  

 <場所>
・那智勝浦町
 熊野那智大社

 <期間>
・毎年7月14日
 
  概要

日本三大火祭りのひとつとされ、重さ50kg以上もある大松明の炎が参道いっぱいに乱舞します。十二体の熊野の神々を、御滝の姿に見立てた高さ6mの十二体の扇神輿に移し、御本社から御滝へ渡御します。御滝の参道で扇神輿を十二本の大松明でお迎えし、その炎で清める神事が「那智の火祭り」です。「大和舞」や国の重要無形民俗文化財に指定された「那智田楽」が奉納されます。
     
  由来・歴史
 
那智山の信仰は、神武天皇東征の折りに、那智の滝を大己貴命(大国主命)の御霊代として祀ったことに始まります。仁徳天皇の頃、社殿を現在の熊野那智大社に移したことから、この例大祭は、熊野那智大社から御滝前の飛滝神社への年に一度の里帰りの様子を表したものです。
     
  見どころ
  
雄大な那智の滝を背景に見る、大きな松明の行列は圧巻です。
       
 <アクセス>
①電車
 JR「紀伊勝浦駅」から滝前まで約20分

②車
 那智勝浦新宮道路「那智勝浦出口」から約8km

<お問合せ>
 0735-52-0555(那智勝浦町 観光産業課)

引用元:日本の祭りと花の旅めぐり 那智の火祭(和歌山県 那智勝浦町)まつり ガイド マップ 一覧 リスト
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熊野那智大社の参道の長い石段の上は、右に青岸渡寺があり、左は朱の大鳥居と大社の境内が続いています。拝殿の奥には鈴門・瑞垣を挟んで本殿があり、社殿は東から横一列に南面して建つ第一殿から第五殿と、矩折に東面して建つ第六殿・御県彦社からなります。各社殿は瑞垣で仕切られており、正面には鈴門が開かれています。

なお、現在は山の上に社殿があるものの、元来は那智滝に社殿があり滝の神を祀ったものだと考えられています。那智の滝は「一の滝」で、その上流の滝と合わせて那智四十八滝があり、熊野修験の修行地となっています。熊野三山の他の2社(熊野本宮大社、熊野速玉大社)では、明治の神仏分離令により仏堂が廃されましたが、那智では観音堂が残され、やがて青岸渡寺として復興しました。

熊野那智大社の社殿および境内地は、ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』(2004年〈平成16年〉7月登録)の構成資産の一部として登録されています。

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