IMG_1256 / gtknj東北三大夏祭りのひとつで、秋田の夏の風物詩として親しまれている
秋田竿燈まつり。大通りに約260本もの竿燈が連なって揺れる様子は、天の川が降り注いだような一大絵巻を展開します。竿燈が竿燈大通りを埋め尽くし、夜空に揺れる様子はまるで光の大河が流れているかのよう。まさに、“光の稲穂”のような光景が楽しめる。
竿燈まつりは、真夏の病魔や邪気を払う、ねぶり流し行事として宝暦年間にはその原型となるものが出来ていたという。
ねぶり流しは、五穀豊穣や技芸上達を願って翌7月7日に行われる七夕とともに、陰暦7月15日のお盆を迎えるための一連の行事でもあり、厄よけ、みそぎ、五穀豊穣などを願う現在の竿燈の形が除々にできあがっていった。
2013年竿燈まつり日程・観覧席予約
日程 8月3日(土)~8月6日(火)
会場 竿燈大通り(夜本番)
引用元:スケジュール 秋田竿燈まつり-Akita Kanto Festival- 国重要無形民俗文化財
竿燈には竹竿の長さ約12メートル、重さ50キロ、提灯の数46個の大若(おおわか)。竿燈に煌びやかな装飾は一切なくシンプルなつくりではあるが、間近で見上げるその大きさと、差し手の妙技に圧倒された。230本以上、提灯1万個にもおよぶ竿燈を、差し手若衆が額、肩、腰へと軽々と移し替えていく様は、観衆のこころを幻想と感動の世界へと引きこむ。
長さ800mほどの車道いっぱいに約200の町内会が散らばり、日頃の技を披露する。町内竿燈だけでなく、企業竿燈、スポンサー竿燈、など合わせて250本以上立ち上がるので、竿燈大通りは壮観になります。最近は企業がスポンサーとして資金援助している例が多く、提灯には企業の宣伝と分かるものが増えています。
竿燈全体を稲穂に、連なる提灯を米俵に見立て、差し手と呼ばれる竿燈を持つ男性が、竿燈を額・腰・肩などにのせ、豊作を祈るというのが竿燈まつりである。差し手がバランスを取りながら額・腰・肩などに竿燈を乗せる呼び物が特徴的で、国の重要無形民俗文化財にも指定されている、秋田県屈指の人気を誇る祭りです。
軽快な笛の音色と腹に響く太鼓の音に、このときを待ちわびたまつりっ子と詰め掛けた観客たちの胸が高まる。
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