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恐山 / houroumono青森県むつ市には恐山という霊山があり、日本三大霊山(恐山、高野山、比叡山)、日本三大霊場(恐山、白山、立山)、日本三大霊地(恐山、立山、川原毛)の一つです。恐山は霊場として、人の死後霊魂がここに常住すると信じられています。日本三大霊場のひとつであり、日本の秘境100選にもされています。
毎年7月20日~24日に開かれるのが「恐山大祭」。古式ゆかしき上山式や法要が行なわれる。「恐山秋詣り」は、毎年体育の日を最終日とする土、日、月曜に開かれる。
恐山といえば有名なのがイタコの口寄せ。イタコさんに会えるのは、7月のお祭りと10月のお祭りの期間だけ。イタコは、夏の恐山大祭と恐山秋詣りの年2回、恐山の境内の中にいるので、入山料を払い総門をくぐると会うことができます。現在もイタコは県内各地に健在ですが、その数は年々減り、現在は十数名しかいません。恐山は開山が5月31日閉山が10月31日と決まっている、例大祭は夏7月20日~24日と秋は体育の日を最終日とする土、日、月の3日間で何れも毎年2回行われ、それに合わせてイタコも4~5人いる様であるが日頃は土日にかけている事がある。
実は、イタコさんたちは実は恐山の菩提寺とは全く関係ないということにもびっくりです。イタコさんはふだん青森県内各地に住んでいますが、7月20日から始まる恐山大祭と恐山秋詣りのときだけ恐山に集まります。
比叡山、高野山とともに日本三大霊場に数えられる恐山は貞観4年(862年)に慈覚大師によって開山され、天台宗の修験道場として栄えた。大祭中は、イタコの口寄せで亡き人と対話したり、地方独特のくどき唄。恐山大祭や恐山秋詣りには、イタコマチ(イタコがテントを張って軒を連ねている場所)に多くの人が並び、イタコの口寄せを聞く。
祖先や新しい仏となった人々への供養や、家内安全、無病息災の祈願をする『大般若祈祷』、亡くなった人や、早世した子供たちの供養をする『大施食供養会』、恐山大祭の大切な儀式の一つとされており、僧侶、先達をはじめ婆々講、念仏講の信者などが同行する古式ゆかしい駕籠行列『上山式』が行われます。
7月20~24日の5日間は、年に一度の恐山大祭です。
恐山は、霊場として死者の霊魂が集まるところと信じられ、この大祭には多くの信者が参拝して祖先の霊を供養し、家族の安穏を願ってきました。ことに、新仏の歯骨を恐山に納め、その霊の永遠の安らぎを願う風習は、昔から行われてきたものです。この大祭の日に、地蔵に祈ると亡者を苦行から救うことができるといわれてきました。
22日は上山式が行われ、22~24日は大般若祈祷、20~24日は大施餓鬼法要が行われます。
また、期間中は、亡き人の声を口寄せするイタコの口寄せも行われます。
引用元:社団法人 むつ市観光協会 青森県下北半島 霊場恐山 本州のてっぺん
http://ma2ri.iku4.com/Entry/8/イタコの口寄せが有名な、二大大祭「恐山大祭」と「恐山秋詣り」