スポンサード リンク菅島の「しろんご祭」は、伊勢志摩を代表する海女の祭で「しろんごさん」と古くから地元で呼ばれ、島の守護神である白髭大明神をお奉りし、数百年前の昔から大漁・豊漁と海上安全を祈願するために、この島の人々によって受け継がれてきた海女の祭です。
開催日時 平成25年7月6日(土)
開催場所 菅島町 しろんご浜
お問合せ 菅島旅館組合
TEL 0599-34-2231
アクセス [市営定期船]
鳥羽マリンターミナルから市営定期船で「菅島」下船、菅島港より遊歩道(しろんご海道)を歩いて徒歩約20分
引用元:鳥羽市観光情報サイト - イベント
この祭が行われる「白浜」は、一年を通じて禁漁区であり、この日のみ漁が許され、ホラ貝の合図で島中の海女たちが、一斉に雌雄一対のアワビを獲るために競い合います。この雌雄一対のアワビを「まねき鮑」と言い、「まねき鮑」を一番最初に獲った女性が、一年間海女頭として崇められ、豊漁が約束されると伝えられています。
「しろんご祭」では、沖合いでは、漁協による奉祝海上パレード行なわれ、浜辺では地元婦人会による舞踊「鳥羽物語」やサザエのチラシ寿司の販売、あおさ汁のサービスもあったりします。また、祭り終了後、大漁と安全を願う、この島独特の縁起物である島のご老人がつくった「垂れ柳」の販売などもあります。この日の浜は、海女と見物人、沢山のカメラマンでにぎわいます。島人の気分になって「しろんご祭」をぜひ体感してみて下さい。
「しろんご祭り」は、昭和46年8月18日に鳥羽市の指定無形民俗文化財に指定され、また平成8年には環境省が選定した「日本の音風景100選」に選ばれました。女性による海底への素潜り漁法である海女は、日本列島において2 千年以上の伝統を持ち、漁と一体となった暮らしや信仰は海女文化を形成してきました。世界でも韓国の済州島と日本だけとされる海女文化が島の人々により引き継がれています。
http://ma2ri.iku4.com/Entry/69/「あまちゃん」ではなく「しろんごさん」伊勢志摩を代表する海女の祭典「しろんご祭」