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A scene from the movie. That is a sea shell he is playing and not a bottle of wine. :-) / Glenn Waters ぐれんin Japan.津軽の夏を彩る「
弘前ねぷたまつり」は、三国志や水滸伝などの武者絵を題材とした大小約80台の勇壮華麗なねぷたが、城下町弘前を練り歩く夏まつり。青森ねぶたが動的で激しいのに比べ、弘前ねぷたは静的で幽幻な祭りです。
平成25年度弘前ねぷたまつり
開催期間:平成25年8月1日(木)~8月7日(水)
■8月1日~4日 : 土手町コース PM 7:00~
■8月5日・6日 : 駅前コース PM 7:00~
■8月7日(なぬか日):
土手町なぬか日コース AM 10:00~
引用元:弘前ねぷたまつり|公益社団法人 弘前観光コンベンション協会
三国志や水滸伝などを題材に、勇壮な武者絵が色鮮やかに描かれた扇ねぷた。国の重要無形民俗文化財に指定されているねぷたまつりは、豊作、大漁、感謝、慰霊などを祈願するといった意味を持っています。
三国志や水滸伝など原色を生かし、色鮮やかな躍動感あふれる約60台ものねぷたが市内を練り歩き、真夏の津軽を真っ赤に染め上げます。「ヤーヤードー」の掛け声と囃子と津軽情っ張り大太鼓の響きは、ねぷたに魂を与え、津軽っ子の血を奮い立たせます。
国の重要無形民俗文化財に指定されているねぷたまつりは、豊作、大漁、感謝、慰霊などを祈願するといった意味を持っています。青森のねぶたは企業の出す大型のものが目立っていますが、弘前では本当に各町内から大小こもごもの作品がたくさん出てきます。それぞれのねぷたの後ろには笛や太鼓の嘩子方の一団が続き、勇壮な囃子を観衆の心の中に残しつつ、中心市街地を練り歩きます。
ねぷたの絵柄は、主に中国の『三国志演義』や『水滸伝』を採り上げたもので、江戸期に津軽藩士が江戸から持ち込んだ絵草紙に由来しています。表を鏡絵(かがみえ)といい、裏側を送り絵といって、表裏で静と動の風情を表します。送り絵は一般には『唐美人』、鏡絵に関連して水滸伝なら『一丈青』、また『地獄太夫』など、津軽独特の血を好む残酷な絵柄が用いられることもあります。中心となる美人画を扇の中央の長方形のくぼみに描き、「袖」と呼ばれる周囲を、様々な趣向で彩ります。地元の方は、表よりもむしろ送り絵に、ねぷたの華を見るのだとか。
灯篭という性質上、熱して液状にした蝋を紙に塗って灯りの通し方を調整する技術が伝わっており、着物の部分などに蝋液の斑点を連続して打ち描くのが、ねぷた特有の画風です。
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